心を合わせ、木を合わせる
建築と地球環境の未来を
切り拓く
日本は国土のおよそ7割が森林を占めるものの、手入れが行き届かず荒廃している森も少なくありません。鳥取CLTは木の良さを保ちつつ、高い強度や保温性を兼ね備えたまったく新しい建築素材CLTによって、森の循環を促すとともに、木造建築の価値を高めていきます。
【本社事務所】
会社概要
商号 | 株式会社 鳥取CLT |
---|---|
代表者 | 代表取締役 谷野 利宏 |
所在地 | 本社・本社工場 〒683-0351 鳥取県西伯郡南部町法勝寺70 TEL 0859-39-6888 FAX 0859-39-6885 東京駐在 URL www.tottoriclt.co.jp E-mail clt36@tottoriclt.co.jp |
設立年月日 | 2018年(平成30年)2月14日 |
資本金 | 4,000万円 |
事業内容 | 直交集成板(CLT)・集成材の製造販売 木材製品等の製造販売 木質バイオマスの製造販売 |
株主 | 株式会社ミヨシ産業(鳥取県米子市) 銘建工業株式会社(岡山県真庭市) 以上2法人 |
JAS規格 (製品名:CLT36) |
直交集成板(CLT)の日本農林規格(JAS) 公益財団法人 日本合板検査会 認証番号:JPIC-CL3 |
AQ認証 (製品名:Jパネル) |
優良木質建材等認証(AQ)床用3層パネル 公益財団法人 日本住宅・木材技術センター 認証番号:AQ-333-F1-1 |
保有資格 | 二級建築士・二級ボイラー技士・構造用集成材管理士・木材接着士・木材乾燥士・木材加工用機械作業主任者・はい作業主任者・ボイラー取扱作業主任者・品質管理責任者(直交集成板・フローリング)・木造建築物組立等作業主任者 |
主たる取引金融機関 | 山陰合同銀行 米子西支店 商工組合中央金庫 米子支店 |
【本社工場】
CLTができるまで
工場概要
土地 | 本社工場敷地 24,656㎡ |
---|---|
建物 | A棟(CLTおよびJパネル生産棟) 2,862㎡ B棟(CLTおよびJパネル生産棟) 1,889㎡ C棟(CLTおよびJパネル生産棟) 508㎡ 本社事務所棟 156㎡ 品質管理棟 120㎡ 木質バイオマスボイラー棟 68㎡ |
沿革
旧 協同組合レングス
1997年 (平成9年) 9月 |
協同組合レングスを設立 |
---|---|
2000年 (平成12年) 4月 |
集成材工場(Jパネル生産工場)を設立 |
2001年 (平成13年) 10月 |
グッドデザイン賞 中小企業庁長官特別賞 受賞 |
2005年 (平成17年) 3月 |
第5回木材供給システム優良事例コンクール 全森連会長賞 受賞 |
2008年 (平成20年) 4月 |
国土交通大臣認定「外壁(耐力壁):防火構造30分」 |
2009年 (平成21年) 4月 |
「優良木質建材等認証(AQ)」認証 |
2009年 (平成21年) 6月 |
国土交通大臣認定「屋根:準耐火構造30分」 |
2009年 (平成21年) 7月 |
国土交通大臣認定「床:準耐火構造45分」 |
2010年 (平成22年) 2月 |
住宅・木材振興表彰 林野庁長官賞 受賞 |
2011年 (平成23年) 3月 |
ハウスプラス確認検査(株)「Jパネル水平構面の性能評定」 |
2011年 (平成23年) 4月 |
木質バイオマスボイラーを設置 |
2011年 (平成23年) 7月 |
木材乾燥機を増設 |
2012年 (平成24年) 1月 |
銘建工業(株)、山佐木材(株)と共に「日本CLT協会」を設立 |
2012年 (平成24年) 5月 |
国土交通大臣認定「外壁(耐力壁):防火構造30分」(次世代省エネ基準対応型) |
2013年 (平成25年) 12月 |
第10回エコプロダクツ大賞 審査委員長特別賞(奨励賞) 受賞 |
2014年 (平成26年) 11月 |
木づかい運動顕彰 国産材利用推進部門 林野庁長官感謝状 受章 |
2016年 (平成28年) 3月 |
「直交集成板(CLT)の日本農林規格(JAS)」認定工場 |
2016年 (平成28年) 12月 |
ウッドデザイン賞 優秀賞(林野庁長官賞) 受賞 |
2017年 (平成29年) 4月 |
国土交通大臣認定「壁倍率:大壁仕様3.3」(CLT36) |
株式会社鳥取CLT
2018年 (平成30年) 2月 |
株式会社鳥取CLTを設立 |
---|---|
2018年 (平成30年) 7月 |
協同組合レングスの事業を承継し、「Jパネル」「CLT36」の製造販売を開始 |
2018年 (平成30年) 8月 |
「直交集成板(CLT)の日本農林規格(JAS)」認証工場 |
2018年 (平成30年) 10月 |
「優良木質建材等認証(AQ)」認証 |
2019年 (令和元年) 4月 | 生産設備の稼働開始 ・モルダーライン(ウッドアイ)海外製:スウェーデン ・高周波幅はぎプレス機「カレソー社製:デンマーク」 ・プレーナー「カーペンター社製:台湾」 ・コールドプレス機(積層接着)「日本製」 ・テノーナーライン(外周成型)「日本製」 |
2019年 (令和元年) 10月 | 新設備導入・稼働開始 ・自動桟積み桟ばらし機「日本製」 |
CSR
国産材の有効利用
それが荒れた山を救います
地球環境を考える時に「山の木を伐って使うことは環境に悪い」というのは一番の誤解です。日本は温暖湿潤な恵まれた木の国です。石油など化石燃料は枯渇しますが、木材は人が育て再生できる大切な資源です。海外の木材ではなく日本の山の木を使って林業を活性化させ、また植林して育てていくというサイクルが、これからの循環型社会に求められています。
日本は戦後、あらゆる山に一斉に植林しました。しかしその後、輸入材が普及したために、大量に植えられた杉・桧は使われることなく間伐も進みませんでした。その結果、放置された立木は混み過ぎて日が差さず、暗い地表には草が生えず土は流れ、山は保水力を失っています。これらが要因で地すべりや洪水などの被害も出ています。
CLT36・Jパネルは「その山の木を有効に活用し、木の良さを活かした使いやすい製品」を目的として開発されました。CLT36・Jパネルが利用されれば、伐採が促進され林業が再び元気になる。山の手入れが進めば森も健康になりCO2も吸ってくれる。山の木を大事に使う。それが私達の使命です。
CLT36・Jパネルは、
日本の山を守るひとつの道です