<オブジェの事例> CLTパビリオン
2019年1月に開催された「WOODコレクション(モクコレ)2019」の株式会社鳥取CLTのブースに展示するため、CNCルーター「ShopBot」により「CLT36(厚さ36mmのCLT)」の板からパーツを切り出し製作されたパビリオン。「CLTパビリオン」は展示会後の解体・移設再利用を考慮して、組み立てには相欠きと長ほぞコミ栓打ちだけの木組みを用い、基本的には釘やビスなどの金物類は使用していない。細かいパーツひとつひとつに割り振られた番号に従って接合していくことで組み立てることができ、縦1列のパーツが宅配便により送付可能な段ボール1箱(160サイズ:約450×600×550mm)に収まることから、容易な運搬が可能となった。すでに各所での展示を行ってきている。
建物の概要
使用したCLT | CLT36 |
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設計 | 意匠設計:VUILD株式会社 構造設計:佐藤淳構造設計事務所 |