Jパネル(36㎜厚CLT)を屋根構面に構造材兼あらわし材として使用した事例(「時の納屋」)
香川県さぬき市の北端に位置する「大串自然公園」。その一角に、カフェスペースを備えた「時の納屋」が令和6年6月にオープンしました。
設計は、堀部安嗣(ほりべやすし)氏。「時の納屋」には、これまでの時~今この時~これからの時、を守り納める建物であってほしい、という思いが込められています。
建物に向かうメインアプローチ「時の小径」。駐車場からは瀬戸内海が見えませんが、歩き進めていくと瀬戸内海が見え、建物が見えてきます。
「時」がゆっくり流れる中で、素朴な強さと美しさをまとった「納屋」が外からも中からも癒してくれます。その建物を支える大屋根の構造材兼あらわし材として、Jパネル(36㎜厚CLT)をご利用いただきました。屋根材を支える挟み梁の奥で、しっかり屋根を支えています。
建物の概要
竣工 | 2024年3月 |
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CLT使用部分 | 屋根構面 |
使用したCLT | Jパネル |
所在地 | 香川県さぬき市 |
設計 | 堀部安嗣建築設計事務所 |
施工 | 株式会社 菅組 |
備考 | 構造設計:下山建築設計室 |