<天井現し利用事例> 柿碕の家(神谷建築スタジオ)
「柿碕の家」が建つのは田園地帯の旗竿敷地。
不動産価値的にはマイナス要素が多いとされる旗竿敷地だが、竿部分を豊かなアプローチとして有効に利用してやると、一転プライバシーの確保された落ち着いた住まいを獲得しやすい魅力ある敷地となる。
「柿碕の家」も長い竿部分(およそ30m)に来客用もあわせて車3台分の駐車スペースを確保し、あとはアプローチとして整備することで魅力ある敷地の奥行き感をだしている。
建物は大屋根の架かった中庭を持つセミコートハウス。敷地南側隣地が田園なので視界が開けていてとても気持ちがいい。この田園が初夏の代掻きから田植え、青々と茂る稲、飛び回る燕たち、そして一面黄金色に染まる稲穂、と一年を通してこれぞ日本の景色と言わんばかりの物語を演出してくれる。
「柿碕の家」はこの田園と旗竿という敷地の持つポテンシャルを最大限生かしてやることから導き出されたコンパクトながら広がりのある空間を持つセミコートハウスです。
Jパネルは天井に現し利用されています。
建物の概要
竣工 | 2017年 |
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CLT使用部分 | 天井(Jパネル現し) |
使用したCLT | Jパネルt-36(杉) |
用途 | 住宅 |
所在地 | 愛知県安城市 |
設計 | 神谷建築スタジオ |
施工 | 株式会社ナルセコーポレーション |